大学生の時、気がつけば半年生理が来なくなってしまっていたのはABOUTに記載の通り。重度のストレスと偏った食事で月経に異常をきたしたわけですが、当時は食べるもののせいで体調が悪くなるなんて1ミクロンほども思いもしなかったですよ。
診断は多嚢胞性卵巣。
排卵が起こりにくくなる状態です。
体重も一時的に減り、
おまけに肌荒れはラスボスレベル。
ニキビの中に顔がありました。ほんとに。嘘じゃない。
そしてとにかくよく泣く。どこにそんなに水分あるの?と詰問したくなるほどの涙を流す。ちょっと触っただけで木っ端微塵の絹豆腐メンタルでした。
大学生の私は、慣れない地でのひとり暮らし、なんかよくわからんけど怖いチーフが居るストレスフルなバイト、エンドレスな骨の折れる課題などによる鬱憤を晴らすためジャンキーなものを好きなだけ貪っていたんですね。今思えば大学生の私の食事の内容は、飛び蹴りからの往復ビンタの末、羽交い締めのお仕置きに値します(震)
正真正銘の激おこ案件です。
化学調味料まみれの脂ぎったラーメン、血糖値爆上げの菓子パン、トランス脂肪酸たっぷりでチョコ味の砂糖とも言えるミルクチョコ、食品なのか添加物の塊なのか見分けがつかないレトルト食品、偽物の調味料…(※トランス脂肪酸とは:植物油に科学的に水素を添加した油で、構造的に自然界に存在せず体で利用不可の油。さまざまな疾患の元になると言われている)
板チョコなんて箱単位で所持しておりました。ハイカカオならまだしも、砂糖たっぷりのチョコを。ハイカカオじゃないチョコは、チョコ味の砂糖ですからね。偉そうに食べ物の大切さを説く私にもこんな時代がありました。今思い出したけど、そういえばバイトから夜遅く帰ってきて、ストレスで夜中にてんこ盛りご飯3杯とか平気でお腹に収めていました(育ち盛りの男子中高生が憑依していたと思われるレベル)。
体調に異常をきたした私は、排卵を強制的に起こす薬やピルなんかを飲む生活が始まりました。でもこれって対症療法でしかない。それになんとなく気が付いた私は、こんなのはもうまっぴらだと思い、少しずつ改善法を調べました。体の冷えが良くない、砂糖が良くない、質の悪い油がよくない、とか情報は出てきました。このとき初めてご飯を変えなきゃダメなんだという結論に到達します。ここまでに数年かかっていますが、できることから少しずつ変えた結果、検診で晴れて多嚢胞性卵巣はみとめられないと言われるまでになりました。今は歯科検診以外どこにも病院に行かないし、中身は元気いっぱいうきうきフッ軽女です。そして今はマシュマロメンタルですね。凹むけどちょっとしたら戻りますよ。病気する前よりも気分爽快です。私が実践したことは以下の通り。
市販の菓子パンやお菓子との決別
白砂糖徹底排除
添加物回避
徹底的なグルテンフリー(小麦粉断ち)
オーガニック食品積極的摂取
本物の調味料調達
負担にならない程度の自炊
心地のよい散歩導入
胸やけのするもの遠慮
家の中の化学物質撲滅
こんなの私には無理って?ジャンキーなものと離れ離れになるなんてあり得ない?そんなことないんです。確かに、身体に良くないものって、中毒になるように緻密に計算されていますです(恐怖)
でも、栄養状態が整ってくるとそういったものは食べたいと思わなくなるし(後々ご説明していこうと思いますが、慢性的なミネラル不足、隠れ貧血や副腎疲労と呼ばれる状態などがあると甘いスイーツやジャンクフードへの渇望レベルが最高潮になります)、今は小麦粉の代替になる米粉や豆の粉やらたくさん出てきているし、微増しかしないけどオーガニックスーパーもあるし、自然なものでできた甘味料だって選択肢がある。簡単にできるレシピなんて検索すれば死ぬほど出てくるし、非常に良き時代。
お金かかるんじゃないの?って思われるかもしれませんが、結局元気になって病院行かなくなったらその医療費全部質の良いものに充てられます。充ててもお釣り来るかも。私は一体ピルを何シート飲んでニキビ治療薬ディフェリンゲルを何本消費したか…。挙句の果てには皮膚科で保険がきかないピーリングなんてのにも手を染めました。大勢の諭吉さんたちと涙のお別れをしました。
目先の安さで将来の病気を作るか、ちょっと高くてもいいものを選んで将来の健康を買うか。
「安物買いの銭失い」にならないようにするのが私の理念です。今日のハイライトはコレです。
おまけに言うと、「私がやったことって分子栄養学と同じだな!?」とSNSで分子栄養学を知って勉強し今に至ります。
私の体調について知り尽くしていただいたと存じますので本日はこのへんで。次回またお会いしましょう。